セミナーに行ってきました(マット今井&山根亜希子) [為替]
ひさびさのセミナーネタです。
くりっく365主催のセミナーに行ってきました。
まず少し驚いたのは、参加人数が減ったという感じがすごくしました。
以前、同じ場所で外コムがやったときは今日よりギュウギュウ詰めで
しかも席が足らずパイプイスまで出ていました。今日はその時の半分ぐらいの詰め方でしかもポツポツ空席がありました。
FXブームが少し冷めたのか、主催者側が絞ったのか、PR不足か?
まあいずれにせよ、ここ最近では一番ゆったりセミナーを聞くことができました。
最初に山根亜希子さんのセミナーでした。
チャートにトレンドラインを引いての取引手法でした。
ドル円中心の話だったのですが
ここ最近だと、日足の下落トレンドをブレイクするかにかかっているそうです。去年の8月に始まったサブプライムの下落トレンドの線が105~106ぐらいにきているそうです。それをブレイクするとさらなる上昇か!?と言ってました。
ただ、ドル円は円高・円安が2,3年周期で転換しているそうで、去年の8月に始まった円高は2年ぐらい続くとの話もしていました。ただ、今回は急減に下がったので1年半ぐらいで終わる可能性もあるとのことでした。いずれにせよ今年の後半はドルは持ち直すのではないかと言うことでした。逆にクロス円とか商品先物の資源は下落するとの見方でした。
あと、ドル円はユーロドルがピークをつけたあとピークが来るとか。
ユーロドルが1.6をブレイクして上昇するようだと円高ももう一回
波が来るかもしれないですね。
次にマット今井氏のセミナーですが、相変わらず説得力の
ある話でした。
話し始めはいきなり、質問にあったとかで
「ドル円は70円や80円に本当に行くのか?」
というモノでした。
彼の答えは”可能性は低い”というものでした。
金融の混乱が持ち直している兆候があるのとのことでした。
最近ちまたでよく言われている、アメリカの景気が減速して円高になるという説についてはアメリカと日本のGDPのここ30年ぐらい推移とドル円のチャートを比較して解説をしていました。
アメリカの景気が減速してもドル円は円高にはならないようです。過去の減速時期にもまったくドル円は関係のない動きをしていました。
では何に関連していたかというと、日本の景気です。日本の景気後退期には日本売りが激しくなりかなりの円安になっていました。
ここ30年の日本のGDPの下げ局面ではいずれもドル円はかなり円安に振れています。円高というよりもむしろ今年の後半、日本の景気が後退局面にはいるとドル円はどんどん円安に振れる可能性があると言ってました。鍵を握るのは政治。福田政権がもたもたしていると日本売りも本格化するかもしれないとのことでした。
ここ3か月については6月ぐらいまでは今のようなダラダラした相場が続くとの見方でした。6月には各企業の決算が発表されるのでそこで何か動きがあるかもしれないそうです。安定期間が長ければ長いほど、情報への感度が上がるので今までだとそれほど反応していないようなことでも相場が大きく動くかもしれないと言ってました。
直近の基本戦略は
①高金利、景気がよい、インフレ抑制鮮明な通貨での円売り
具体的には豪ドル買い
ただし、今のレートは少し上がりすぎているので今から買うのは
あまりおすすめしない。
②ドルの戻り売り。 なんだかんだ言ってもアメリカ減速なのでドル売り。ただ、急落はせず上下動を繰り返しながらゆっくり下落なのであまりつっこまないようにとのことでした。
③金利低下通貨売り カナダとかポンド
ちなみに冒頭のドル円の話の時に、明日から榊原教授(バーバラ)と北京に行くとかでバーバラがテレビで「”ドルは80円ぐらいになる”と言い過ぎたなぁ~」少し反省しているとか(笑)
さすが逆指標...
まあ、こんなところかな。
最近は外コムがまったく名古屋でセミナーをしてくれなくなりました。
まだ、あるだけましなのかもね。くりっくさん、またやってください。
くりっく365主催のセミナーに行ってきました。
まず少し驚いたのは、参加人数が減ったという感じがすごくしました。
以前、同じ場所で外コムがやったときは今日よりギュウギュウ詰めで
しかも席が足らずパイプイスまで出ていました。今日はその時の半分ぐらいの詰め方でしかもポツポツ空席がありました。
FXブームが少し冷めたのか、主催者側が絞ったのか、PR不足か?
まあいずれにせよ、ここ最近では一番ゆったりセミナーを聞くことができました。
最初に山根亜希子さんのセミナーでした。
チャートにトレンドラインを引いての取引手法でした。
ドル円中心の話だったのですが
ここ最近だと、日足の下落トレンドをブレイクするかにかかっているそうです。去年の8月に始まったサブプライムの下落トレンドの線が105~106ぐらいにきているそうです。それをブレイクするとさらなる上昇か!?と言ってました。
ただ、ドル円は円高・円安が2,3年周期で転換しているそうで、去年の8月に始まった円高は2年ぐらい続くとの話もしていました。ただ、今回は急減に下がったので1年半ぐらいで終わる可能性もあるとのことでした。いずれにせよ今年の後半はドルは持ち直すのではないかと言うことでした。逆にクロス円とか商品先物の資源は下落するとの見方でした。
あと、ドル円はユーロドルがピークをつけたあとピークが来るとか。
ユーロドルが1.6をブレイクして上昇するようだと円高ももう一回
波が来るかもしれないですね。
次にマット今井氏のセミナーですが、相変わらず説得力の
ある話でした。
話し始めはいきなり、質問にあったとかで
「ドル円は70円や80円に本当に行くのか?」
というモノでした。
彼の答えは”可能性は低い”というものでした。
金融の混乱が持ち直している兆候があるのとのことでした。
最近ちまたでよく言われている、アメリカの景気が減速して円高になるという説についてはアメリカと日本のGDPのここ30年ぐらい推移とドル円のチャートを比較して解説をしていました。
アメリカの景気が減速してもドル円は円高にはならないようです。過去の減速時期にもまったくドル円は関係のない動きをしていました。
では何に関連していたかというと、日本の景気です。日本の景気後退期には日本売りが激しくなりかなりの円安になっていました。
ここ30年の日本のGDPの下げ局面ではいずれもドル円はかなり円安に振れています。円高というよりもむしろ今年の後半、日本の景気が後退局面にはいるとドル円はどんどん円安に振れる可能性があると言ってました。鍵を握るのは政治。福田政権がもたもたしていると日本売りも本格化するかもしれないとのことでした。
ここ3か月については6月ぐらいまでは今のようなダラダラした相場が続くとの見方でした。6月には各企業の決算が発表されるのでそこで何か動きがあるかもしれないそうです。安定期間が長ければ長いほど、情報への感度が上がるので今までだとそれほど反応していないようなことでも相場が大きく動くかもしれないと言ってました。
直近の基本戦略は
①高金利、景気がよい、インフレ抑制鮮明な通貨での円売り
具体的には豪ドル買い
ただし、今のレートは少し上がりすぎているので今から買うのは
あまりおすすめしない。
②ドルの戻り売り。 なんだかんだ言ってもアメリカ減速なのでドル売り。ただ、急落はせず上下動を繰り返しながらゆっくり下落なのであまりつっこまないようにとのことでした。
③金利低下通貨売り カナダとかポンド
ちなみに冒頭のドル円の話の時に、明日から榊原教授(バーバラ)と北京に行くとかでバーバラがテレビで「”ドルは80円ぐらいになる”と言い過ぎたなぁ~」少し反省しているとか(笑)
さすが逆指標...
まあ、こんなところかな。
最近は外コムがまったく名古屋でセミナーをしてくれなくなりました。
まだ、あるだけましなのかもね。くりっくさん、またやってください。
mezzaninさん、おはようございます。
>バーバラがテレビで「”ドルは80円ぐらいになる”と言い過ぎたなぁ~」少し反省しているとか(笑)
思いっきりの裏話ですね。彼も反省なんてするんですね(笑)
マット今井氏の解説はとても参考になりました。
セミナー報告ありがとうございました!
by ヒロシ (2008-04-27 06:25)
ヒロシさん、こんにちは。
>彼も反省なんてするんですね(笑)
なんとなく愛すべきキャラです→バーバラ。
マット氏も96円を切ったときは90円台前半まで行くと
思ったそうですよ。
by mezzanin (2008-04-27 14:54)
mezzanin さん こんにちはー!
ほっとできるレポート内容で嬉しいです♪
気持ちが楽になります。
バーバラさん あんなにTVで力説してたのにねー。(笑)
”逆指標” このまま円安になっていけば、
大当たりの逆指標ですねん。
by 猫之助 (2008-04-27 17:32)
猫之助さん、こんばんは。
私は下で売っているポジがあり、少々穏やかでは
ないのですけどね(^^;)。
>バーバラさん あんなにTVで力説してたのにねー。(笑)
>”逆指標” このまま円安になっていけば、
>大当たりの逆指標ですねん。
まさに逆指標ですね。でも、今後ものすごく円安になるって
言い出したどうしましょうね(笑)
by mezzanin (2008-04-27 21:00)